★ 家庭が生活の基盤です。
どんなに保育園が活動の場を保証しても、家庭生活の基盤がしっかりしていなければ、活動の効果は上がらず、子どもは戸惑いと不安をもちます。
保育園は子どもたちに公平な愛情で接していますので、お父さん、お母さんと我が子との特別な関係に近づけても、代わることはできません。信頼した親子関係の中で、子どもの情緒は安定し、健全に育っていきます。
限られた時間をどのように生かして大切なふれ合いの時をもつか、家族で協力して努めてください。
★子どもに不安感をもたせないために
保育園での遊びや生活は、子どもにとって魅力があり、楽しいものですが、楽しければ楽しいほど、心も体も精一杯使うので疲れます。特に夕方になると疲れが大きくなるだけでなく、仲の良いお友だちが先に帰ったり、好きな先生が交替制でいなかったり、外が暗かったりして心細くなる子もいます。
お迎え時間が一定しない、安易な約束でお迎えが遅れる、馴染みの薄い方がお迎えに来るなどは子どもの不安感が増し、他のお子さんにまで影響します。親の顔を見ると子どもの疲れは喜びに変わりますが、急に興奮したり、わがままを言い始めて親を困らせることもあります。又、体調の悪いときや感情が不安定なときはぐずることもありますので、子どもの気持ちを大切にしながら、速やかに準備して帰りましょう。特に長い時間保育を受ける子どもは休める環境に早く移してあげてください。
★保育は教育です
保育園はお父さんやお母さんに代わり、子どもの生活を保障するところですが、安全にお預かりするだけでなく、乳幼児の豊かな成長発達のための教育の場でもあります。それぞれの発達段階に合った環境と条件を整え、日常生活の中で「仲良く遊ぶ」 「ご挨拶ができる」 「もの(いのち)を大切にする」 「清潔にできる」 「おかたづけをする」 などなど、年齢に見合う指導をしています。ご家庭でもこのしつけ(生活習慣)やリズムを崩さぬよう、定着するご配慮とご協力をお願いします。
★保育園は子どもの味方。いつでも親を応援します
保育園は子どもの人権を尊重し、子どもの目線で保育をしています。
★じるしを守れるように親御さんを応援します。どんな小さなことも ご連絡、 ご相談、ご報告ください。誠意をもって対応いたします。