今月の徳目は「布施(ふせ)奉仕(ほうし)」(誰にでも親切にしよう)です。「布施」は、「布」も「施」もどちらも「ひろめ、ほどこす」という意味になります。一方「奉仕」は、日常生活において自己の利益を追求せずに、他者に対して思いやりや社会貢献の精神を具現化する行為として広く世間に認識されています。このことからも「奉仕」が人間社会において重要な要素であることがわかります。また「奉仕」は人が嫌がることも自ら率先して汗を流す、無償の勤労のこころでもあります。

「布施奉仕」のこころとは、見返りを求めたり期待したりする行動ではなく、周りの人に喜びを与える気持ちをもつことであるといえます。このことからも「布施奉仕」は「誰にでも親切にしよう。」という目標になります。

幼児にとって、誰にでも親切にすることは非常に努力が必要です。幼児期は自分の気持ちや欲求を正面から相手に投げかけるのが自然なのですから、自己中心の考えが普通です。それが、相手の気持ちを考えられるようになるようになるということはその子にとってとても大きな成長になると考えられます。相手のことを考えられるようになってくると次第に友達のために力を貸すような気持ちも育ち始めます。人に親切にされた時のうれしさや、人に親切にすることのうれしさに気付けるように大人としても子どもたちに関わっていくことが大事なのではないでしょうか。(月刊佛教保育カリキュラム・佛教保育なるほど12ケ月 参照)                                           文責;園長 白井 千晴

今日は七夕集会です。短冊に、「誰にでも親切にできるようになりたい。」と願い事を書きました。