今月の徳目は「和顔愛語」(明るい笑顔と優しい言葉で人に接しよう)です。
和顔愛語とは、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人が真実の経典として大切にされた「浄土三部経」にある『無量寿経』というお経の中にある言葉です。
お釈迦様がおっしゃられた、私たちに勧められた日常において実践すべき行いとして「七つの布施」がありますが、その中で財産がなくても誰にでもできる布施行のうちの二つが「和顔悦色施;いつも穏やかな笑顔をもって人に接すること」と「言語施;思いやりの心をもった優しい言葉を使うこと」です。この二つの行いを合わせもった言葉が「和顔愛語」です。
良好な人間関係を築くには大切な態度で、基本的な心構えともいえますが、心に余裕がなければなかなかできるものではありませんね。実は「和顔愛語」には「先意(せんい)承問(じょうもん)」という言葉が続くそうです。相手の気持ちを先に察して、その望みを受け取り、自分が満たしてあげるという意味です。
つまり、「和顔愛語 先意承問」とは和やかな顔と思いやりの言葉で人に接して相手の気持ちをいたわり、先に相手の気持ちを察して相手のために何ができるか自分自身に問いただすということになります。
「和顔愛語」は「先意承問」とセットになってこそ日常で実践できるのかもしれません。
子どもたちと過ごす毎日も、少しずつでよいので「まずは自分から」の気持ちで心がけてみてはどうでしょうか。(参照;仏教保育カリキュラム12月号)
文責;園長 白井 千晴
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子どもたちと笑顔で遊ぶ初代園長 |
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