今月のお参りは「平和の日」のお参りです。

第二次世界大戦に敗戦し、新しい平和な国を目指した日本のお話しと、お釈迦様が出家される原因となった「四つの門」の紙芝居をしました。

四つの門は、釈迦が29歳の太子(ヴィパッシン王子)の時、王城の東西南北の四つの門から郊外に出掛け、それぞれの門の外で老人、病人、死者、修行者に出会い、人生の苦しみを目のあたりにして、苦諦に対する目を開き、出家を決意したという伝説を紙芝居にしたものです。

『平和の日お参り』園長の話

今日、8月15日は特別な日です。何の日だか知っていますか。

今から80年近く昔に日本は外国と戦争をしていました。そして、8月15日にその戦争が終わり、日本はその戦争に負けました。なんで戦争をしたらいけないのでしょう。戦争は、国と国との戦いです。多くの人の命が奪われてしまいます。お父さんやお母さん、大切な人がいなくなってしまいます。このような戦争を二度と起こしてはいけないとその時の大人の人たちは考え今のような平和な国を作ってくれました。

平和って何でしょう。当たり前に起きて食事をして保育園に来て楽しく過ごし、おうちに帰ってご飯を食べて寝る。という当たり前のことが当たり前にできることが平和です。世界の中でウクライナという国がロシアと戦争をしています。ウクライナの子どもたちはみんなと同じような生活ができていません。戦争が早く終わることを願っています。

私たちの命は一つしかありません。ゲームのようにやり直しはできません。たった一つの大切な命です。それを守るには「自分を大切にし、お友達も大切にするこども。」にならなければなりません。たった一つの大切な命を守るために自分もお友達も大切にしましょう。

今日は、戦争に負けて日本が新しい平和な国になる第一歩になった日。平和を守るために自分やお友達を大切にしなければいけないというお話をしました。  文責;園長 白井千晴

紙芝居「四つの門」

原爆ドーム